起業するには 〜月面探索チームHAKUTO代表:袴田武史氏〜

ロケット

カシミアさん

こんにちわ。

起業家の歩みを通じて、構築したビジネスモデルや起業のきっかけなどのエピソードをまとめているサイトです。

 

今回、ご紹介する本は

「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

 

 

この本は、ビジネスや自分の事業を立ち上げるに際し、

先人たちがどのように起業したのか。

 

今最も勢いのある日本の起業家と、テレビ「朝生」でお馴染みの、

田原総一郎さんがインタビュー形式でまとめられた本になります。

 

起業家の力強い言葉とともに、ご紹介していきたいと思いますので、

興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。

HAKUTO代表:袴田武史氏

 

1979年、東京都生まれ。

 

1999年一浪の後、上智大学理工学部に入学するも

宇宙への憧れを捨てられず再度受験し、

名古屋大学工学部航空宇宙工学コースへ入学。

大学卒業後、米ジョージア工科大学に進学。

 

2006年修士号取得後、ロベンダル・マサイに入社し、

経営コンサルタント業に従事。

 

2009年宇宙開発レースのチームに参画。

 

2010年欧州との混合チームを設立したが、欧州の撤退を

受けて日本単独チーム「HAKUTO」に改組。運営母体である

ispace社を設立。

 

2015年民間月面探索コンテスト「Google Lunar XPRIZE」の

中間賞を受賞し、50万ドル(約6,000万円)の賞金を獲得した。

 

宇宙への憧れ

 

袴田さんは小学生のとき「スター・ウォーズ」を

テレビで見て、かっこいいなぁと憧れを抱いており、

大学で航空宇宙工学へ進みます。

ただし、1つ1つの各研究所は最先端でレベルの高い研究

だったものの、宇宙船をつくることを研究しているところ

がなかった。

それで、アメリカのジョージア工科大学に航空宇宙工学の

概念設計で研究しているところを見つけて、

修士課程はアメリカでとります。

アメリカではNASAと連携して、研究に対する投資など

経営に近い研究を学んでいたそうです。

そして、そこの講演では民間で宇宙旅行ができる

機体を開発プロジェクトを展開するなどの話を聞き、

自身が民間での宇宙開発企業を経営することも視野に、

調達コストの最適化が得意なコンサルティング企業に就職します。

 

運命のプロジェクトメンバー加入

 

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に勤めていた友人の結婚式で

「Google Lunar XPRIZE」に参加していたヨーロッパチームの人が

日本人の協力者を探している話を耳にします。

聞くと、ヨーロッパのチームは月面着陸船のエンジニアが中心で

月面で動かすロボットのエキスパートが不在だった点。

それから、このレースの参加費は50〜100億円かかり

資金集めも苦労しているとの話でした。

袴田さんはその出会いにより、ヨーロッパチームに加入し、

ロボットの技術は東北大学の吉田教授に協力を要請。

資金集めは袴田さん自身で調達に走り回りました。

会社へは週3日の出社、残りは宇宙プロジェクトに

費やすという毎日です。

まさかのヨーロッパチーム解散

 

その後、ヨーロッパチームは資金調達に苦戦し、2013年頭に解散。

袴田さんは大学時代の講演で聞いた、

民間の宇宙開発企業も夢じゃない。

そして今撤退するのはあまりにも惜しいと考え、

ヨーロッパチームを離れ、日本だけでチームを

結成することにします。

それがチーム「HAKUTO」です。

 

チーム「HAKUTO」のミッション

 

「Google Lunar XPRIZE」のコンテストは3つの

コンポーネントに分かれており、1つは打ち上げ、

1つは月面への着陸船、最後に月面でのロボットになります。

その全てをカバーすることはできないため、

一番得意なロボットに技術を集中させ、

打ち上げや着陸船は相乗りに。

とは言っても10億円はかかります。

最初はスポンサーが集まらないため、エンジェル投資家

にお願いし資金調達をしているとのことです。

また、日頃はプロモーション活動を行い、

自身の活動や企業PRなどに奔走されているとの

ことです。

 

「HAKUTO」は解散。「HAKUTO-R」継承へ

 

その後「Google Lunar XPRIZE」に参加した日本初のチームになり、

2015年に中間賞を受賞します。

2017年にはファイナリスト5チームに選出するなど

輝かしい成績を残しますが、条件で出された自力での月輸送が

できず、レース挑戦の終了を発表します。

本書には掲載がありませんが、インタビュー後、

日本初の月面探索実現に向かい新たなプロジェクトチーム

「HAKUTO-R」が始動。

2022年には月面着陸、2023年には月面探索という

険しいミッションにチャレンジ。

そして打ち上げはあのイーロン・マスク率いる、

SpaceX社のSpaceX Falcon9を使用。

より大きな夢に向かって袴田さんは奔走し続けます。

まとめ

子どもの時の夢を諦められず、

浪人した大学もやめて挑戦。

結婚式という偶然の場で、たった1度しかない

チャンスを掴む行動力。

そして、ヨーロッパチームが解消されても

日本チームだけで結成し直す粘り強さ。

大半の人が諦めてしまうケースを

次々と実現する方向へ手繰り寄せる

しつこさは、ビジネスパーソンではある自分も

同じように当てはめて踏ん張らなきゃなぁと

考えさせられるエピソードでした。

 

このレビューを見て読みたいな、と思った方は

本書「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

を手に取ってみてください。

 

 

最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。

今後も皆さんにとって、有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、

引き続きご覧ください。  

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