カシミアさん
こんにちわ。
副業を考えている人で、プログラミングに興味があるけどどのパソコンがいいのか、またプログラミング用パソコンの購入を検討している人向けにプログラミングで必要なスペックなどを紹介する記事となっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プログラミングにおすすめのノートパソコンは?
WEB制作やスマホのアプリ開発、ゲーム開発など一口にプログラミングといっても、開発言語は様々です。目的に応じて選ぶべきOS(オペレーションシステム)も変わってきます。
で、結局
- プログラミングをはじめるにはどんなパソコンを買えばいいのか
- プログラミングの勉強はWindowsとMac、どちらがおすすめか
- どれくらいの性能・スペックが必須なのか
について見ていきたいと思います。
プログラミングはMacBookPro一択!
プログラミングで開発できる案件としてホームページ・WEB開発、スマホやタブレットのアプリ開発などがありますが、いずれもMacがおすすめ!
一番のネックはiPhoneやiPadのアプリ開発において、Appleが開発したMacしか対応していないことです。逆に、AndroidはWindows、Macともに開発プラットフォームがあるため、OSを選びません。
また、WEB制作に必要なPHP、Rubyのプログラミング言語はWindowsでも開発が可能ですが、MacにはあらかじめRubyが入っており、ライブラリの利用やテストサーバーの構築が簡単であるため、Macのほうが開発効率がいいと言えます。
開発する言語もWindowsでカバーできず、Macでカバーできることが多いのもメリットです。なので、プログラミングを始めたい、勉強したいけどどのパソコンを買ったらいいの?と思っている方は「Macbook Pro」をおすすめします。
他にも、Macならではのメリットをまとめていますので、購入を検討している方は参考にしてください。
Macのメリット
・iPhone・iPadのアプリ開発ができる
iPhone・iPadのアプリ開発はSwiftというプログラミング言語を用います。Swiftのプログラミング言語を使って「Xcode」という開発用アプリケーションにコードやレイアウトを制作し、appleに申請することでみなさんが普段使っているようなアプリをリリースすることができます。また、Apple製品のアプリだけに限らず、Webアプリケーションまで簡単に開発することができます。Apple製品向けのアプリ開発には、Swift以外にもObjective-Cという言語が用いられることがありますが、初心者であればSwiftでの開発がおすすめです。
Swiftの特徴は、処理速度が高速であることが挙げられます。Swiftでは、LLVMという高速なコンパイラを使用しており、プログラムを実行した際に、非常にスムーズに動作するというメリットがあります。また、SwiftはRubyやPythonといったスクリプト言語の要素を取り入れています。容易にコードが書けるため、初心者でも比較的取り掛かりやすい言語として知られています。こういった理由から、世の中全体の流れから言えば、Objective-Cを廃止して可能な限りSwiftで記述できるようにする流れも出てきているため、これから新しくプログラミングを学ぼうと言う方は、まずはSwiftを学ぶことをおすすめします。
- Java
- Python
- JavaScript
- PHP
- Ruby
- Swift
・余計なアプリケーションが入っていない
WindowsはOfficeやアクセサリ、メーカーのアプリケーション(NECやDELLなどそれぞれ独自のアプリケーションなどが初期設定段階でインストールされている)が搭載されているため、使っていくうちに容量がいっぱいになり、パソコンの処理速度が落ちる可能性が大きくあります。
その点、Macは初期設定段階では必要最低限のアプリケーションしか入っていないため、処理速度や容量に余裕があり、使いこなしてもそこまで速度などで劣ることはありません。
・シンプルな操作
ユーザーの使い勝手のよさを追求し、なるべくユーザーのストレスのかからない設計とこだわりでMacなど開発しています。
Windows
コントロールパネルを開き、プログラムと機能からプログラムを選択し、アンインストールを実行する工程がいくつも発生します。
Mac
アンインストールしたいアプリをゴミ箱にドラッグするだけ。
このようにMacでは、一画面で表示されている部分だけで、アプリのアンインストールが可能となっています。電源を入れるとすぐに起動するそのスピードもMacの素晴らしさの一つ。このように、一つ一つの作業がより簡単に、直感的にできるように開発されているため、作業効率という面においてもMacは優秀です。
・Macの電源は長持ち
Macの電源が長持ちするのも魅力的で、MacBookであれば、一度の充電で約7時間は使用可能なので、持ち運びのノートパソコンでも外出先で安心して使用することができます。
Macのデメリット
・価格はやや高め
もし、初期投資にそこまで費用をかけられないのであれば、MacのPCをあまりおすすめできません。Macでは、最も安価なモデルでも10万円以上の費用がかかります。
・Windowsを使い慣れている人は、ショートカットキーが異なる
業務や仕事上、Windowsのパソコンを使い慣れている人も多いと思いますが、Macの場合、ショートカットキーの割り当てやネーミングが変わりますので、MacにはMacの操作で覚える必要があります。
Windows
「Ctrl」+「C」
Mac
「Command」 + 「C」
・Macは拡張性が低い。メモリ交換などは不可。
Macは基本的に、自分好みにカスタマイズすることができません。Macを購入する際は、容量を決めたり、USキーボードにすることはできますが、Windowsのようにメモリを増設するなどのカスタマイズ性はなく、Appleの指定の範囲内に限られます。
・周辺機器との接続問題
Apple製品はデザイン性が高く、スタイリッシュなイメージを持たれている方も多いと思いますが、USBやプロジェクター接続などの周辺機器への直接的な接続ができず、Appleが推奨しているUSB-Cを通じて、別途USB-A端子やカードスロットに対応した周辺機器を購入しなければなりません。
おすすめのMacBookProについて
MacBook Proで間違いなし!
MacBookシリーズの中でも、MacBook Proは高性能パソコンとしてノートパソコンをチョイスするならこれ一択です。プログラミングやクリエイターが使用するMacBookシリーズでほとんどといっていいほど、MacBookProは重宝されているデバイスになります。
プログラミングをする上での必要なパソコンのスペック(条件)
必要条件 | MacBook Pro(13-inch, M1) | |
CPU | i5 以上 | M1 |
メモリ | 最低8GB(できれば16GB) | 8GB |
ストレージ | 256GB | 256GB |
画面サイズ | 12インチ以上 | 13.3インチ |
重さ | 1.5kg以下 | 1.4kg |
CPUのM1チップの性能を数値化したもので比較すると、2020年に発売されたMacBook Pro(13-inch, M1)のシングルコアスコアは1,717、マルチコアスコア7,602となっていて、先代のMacBook Pro(13-inch,4ポート,Intel Core i7-1068NG7)のシングルコアスコアは1,374、マルチコアスコア4,843と先代に比べてシングルコアが約1.25倍、マルチコアが約1.57倍に向上しています。
最新モデルとなるMacBook Pro(13-inch, M1)の価格は税込で148,280円で、同じM1チップを搭載したMacBook Airは税込で115,280円。
MacBook Proは今Amazonで注文する明日到着予定で購入することができますが、MacBook Airは3週間〜1ヶ月前後のお届けと、早く手元にほしい人にとっては待たなければいけません。
今プログラミングを始めたい!という方はMacBook Proがおすすめです!
最新のMacBook Proはスペースグレイとシルバーの2色が用意されているので、好きなカラーを選ぶことができます。
ゲーム用途・VRならWindows
ゲーム開発の言語は主にC#言語となります。そして、ゲームエンジンの中で一番のシェアを誇るといわれており、ゲームエンジンのスタンダードになりつつある開発プラットフォーム「Unity」。プログラミングの目的がゲーム・VR開発であれば、Windowsが向いています。
理由は、VR分野では、WindowsがOSとして主流となっているためです。
また、高負荷の3Dゲームなどを快適にプレイしたい!という場合においても、グラボ(グラフィックボード)は必須となるため、この場合はWindowsを選択するべきです。
ゲーム開発プラットフォーム「Unity」はWindows, Mac OS, Linuxなどをはじめとし、Nintendo Switch、PS4などのゲーム機、iOS/Androidなどのモバイル、Oculus Rift、GearVR、Microsoft HoloLensなどのVR機など多種多様なプラットフォームや機器に対応しています。代表的ゲームでは、Pokemon GO、スーパーマリオランなどオンラインゲーム、モバイルゲーム、コンシューマーゲーム、VRゲームと、「ゲーム」と名のついた開発であればWindowsがおすすめです。
Windowsのメリット
・ゲーム開発向きであり、VR分野ではWindowsがOSとして主流
現状、PCゲームソフトはWindowsでのプレイが前提となっています。プログラミングでゲーム開発を行うのであれば、WindowsPCを使うのが一般的です。UnityやOpenGL(ゲーム制作のためのツール)でのゲーム開発は、Windows以外でも可能ですが、Windowsを選んだほうがゲーム開発には無難と言えます。WindowsPCゲームを作成する場合、ライブラリとしてDXライブラリやDirectXを使用します。これらのツールは、Windowsで使用するのが一般的です。
- C
- C++
- C#
- VB.Net
- Java
・拡張性がしやすい
Macと違って、Dellなどに代表されるように自分の用途に応じてカスタマイズして注文できたり、購入してからもメモリを増設できるなど、Windowsは拡張性に優れています。
・USBなどの周辺機器が使える
周辺機器の互換性は断然Windowsが群を抜いており、パソコンの機種によってカードスロットがついているものやUSB、HDMIに対応するなど接続用の周辺機器に頼ることなくパソコンに接続できるのはWindowsパソコンの強みです。
Windowsのデメリット
・使用しないアプリケーションがたくさん入っている
WindowsのPCの中には、購入時から初心者向けのソフトウェアが多数入ったものがあります。しかし、初期状態から入っているソフトウェアの中には、全く使わないようなものも多いのが現状です。ソフトウェアが初めから入っている環境は、初心者としては助かる面もありますが、それらのソフトが本当に全て必要かどうかは、初心者では判断がつきにくいというデメリットがあります。
また、初期からはいっているソフトは、パソコンの動作が重くなる原因にもなりますので、Windowsパソコンを購入する際はどういうソフトが入っているのかもあらかじめ確認しておくといいと思います。
・iPhoneやiPadで使用するアプリケーション開発はできない
前述の通り、iPhoneなどのアプリ開発はMacでしかできないため、Windowsパソコンを持っていてもAndroidのアプリ開発のみしかできません。
まとめ
最終的には自分の好みや費用に合わせて購入するべきですので、参考にしていただけるとうれしいです。
プログラミングは他の副業に比べてハードルが高いイメージを持たれている人も多いと思いますが、快適なパソコン環境で自分の作りたいアプリやホームページなど作品が少しずつ形になると、きっと喜びを覚えると思います。
最近はパソコンの高性能化とともに開発ソフトも以前よりサクサク動くようになり、効率よく制作することが可能になりましたので、初心者でも簡単にプログラミングを楽しく覚えられると思います。ぜMacBookProを入手して、楽しくプログラミングに挑戦してみてください。
最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。
今後も皆さんにとって、 有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、引き続きご覧ください。
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