起業するには〜ラクスル社長:松本恭攝氏〜

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カシミアさん

こんにちわ。

起業家の歩みを通じて、構築したビジネスモデルや起業のきっかけなどのエピソードをまとめているサイトです。

 

今回、ご紹介する本は

「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

 

 

この本は、ビジネスや自分の事業を立ち上げるに際し、

先人たちがどのように起業したのか。

 

今最も勢いのある日本の起業家と、テレビ「朝生」でお馴染みの、

田原総一郎さんがインタビュー形式でまとめられた本になります。

 

起業家の力強い言葉とともに、ご紹介していきたいと思いますので、

興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。

 

ラクスル社長:松本恭攝氏

 

1984年、富山県生まれ。

父・母・兄と公務員の家庭で育つ。

 

2004年、慶應義塾大学商学部へ入学。

国際ビジネスコンテストサークル「OVAL」に参加。

 

2008年、外資系コンサルティング会社A.T.カーニーに就職。

M&Aの価値算定やコスト削減プロジェクトに従事。

 

2009年にテクトニクス(現ラクスル)を創業し、

印刷価格比較サイトを立ち上げ。

 

2013年、オンラインで印刷所のネットワークをつくるEC事業を開始。

半年で月商2,000万円まで伸長。

 

2015年、米国ベンチャーキャピタルなどから40億円の資金を調達。

配送業者マッチングサイト「ハコベル」のサービスを開始。

公務員一家からベンチャー起業家誕生

松本さんの家系は、

ご両親は富山県庁、兄は高岡市役所と

公務員一家で育ちます。

しかし、松本さんは外資系のコンサルティング会社へ

務めることになります。

当時は「松本家から民間人が出た」と

親戚中で驚かれたそうです。

民間の企業に務めるきっかけとなったのが、

学生の頃、国際ビジネスコンテストの

企画運営でサークルに入ったことが大きかったとのこと。

日本、中国、韓国の大学生でビジネスプランを競う

サークルで世界観が変わったようです。

もう1つ。松本さんは大学で第一志望に入れなかったこと。

公務員は学歴が優先されてしまう世界がまだ残っている

ため、自分の可能性を信じ、民間へ進みます。

在学中は、バンクーバーへ留学も経験。

そこで英語を覚えるために、今では伝説となっている

ジョブズの演説をずっと聞いていたことも刺激に

なったようです。

コスト削減から起業のヒントを得る

 

就職したA.T.カーニーは、主にコスト削減の案件を

担当することに。

リーマン・ショックもあり、どの企業も

現金を確保したかった様子だった。

しかし、松本さんが担当したい仕事との

ギャップを感じ、早期に退職を決意。

そして、コスト削減を担当する中で、

印刷費の削減率が大きいことに気付きます。

印刷業界は非効率な業界で、改善の余地が

まだあるため、起業するならこの分野がいいだろうと

松本さんは考えます。

それを聞いた田原さんは市場規模について

質問をします。

「印刷業界は縮小市場で、よく選びましたね」と。

すると、松本さんは縮小市場=新規参入がほとんどなく、

イノベーションも起きていないからこそ、

可能性を感じていると、違う角度で印刷業界を

分析されています。

起業して最初にやったことは?

最初に着手したのは印刷料金を比較できるサイト。

名刺100枚の印刷で見積書も取らずに

印刷会社と料金がわかるものを表示。

印刷会社にとってもサイトに登録してもらい

新たな仕事につながるメリットの訴求で

1年で1,000社以上がサイトに登録してくれた

ようです。

ただし、3年でビジネスモデルを変えてしまいます。

当初は印刷会社と印刷してもらいたい人を

つなぐマッチングサイトでしたが、

印刷会社とお客さま個人での直接取引であるため、

利用者からすると、名刺やチラシの品質に満足できなかったり、

印刷会社も料金の未払いが発生したりリスクが生じるため、

一旦ラクスルが請け負うことでリスクを最小限に

するビジネスモデルにしたようです。

印刷業界は基本的に下請け業務が多く、

その会社によってできる印刷とできない印刷が

生じます。

その問題も、ラクスルがこれまで価格比較サイト

で関係性のできた2,000社のネットワークを使い、

最適な会社、印刷機を選んで発注できるように

したことで、安価な価格で受注できることを

可能にしたのです。

(例)新聞の折り込みチラシ 1,000枚

通常2-3万円が送料込みで2,000円に!

安く提供できることによる市場の開拓

田原さんは感心しながらも、

縮小市場の中で成長できるのか疑問を抱きます。

しかし、ユーザーは25万人。

印刷業界で主に減っているもののは雑誌・本が主体で

チラシや名刺といった少量印刷は、これまで

印刷業者が小ロットでの受注は受け付けていなかった

点を松本さんは挙げます。

印刷会社も営業や、人員コストの面である程度の

受注数がないと請け負えなかった仕事が、

ラクスルを通じて小ロット受注を可能にし、

小ロット需要を開拓できたことで、ウーバーと同じように

単価を下げることによる需要の掘り起こしに成功したと

松本さんは胸を張ります。

まとめ

印刷機の空き時間活用の仕組みを

海外でも興味を示しているようで、

ノウハウを提供してほしいと相談がくることも。

ラクスルは直接海外進出するのではなく、

出資という形でインドネシアやインド、タイなど

海外展開も視野に今後、事業拡大を進めていくとの

ことです。

他、運送業者の「ハコベル」についても

別途語っています。 

 

このレビューを見て読みたいな、と思った方は

本書「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

を手に取ってみてください。

 

 
 

最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。

今後も皆さんにとって、有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、

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