起業するには 〜Spiber代表:関山和秀氏〜

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カシミアさん

こんにちわ。

起業家の歩みを通じて、構築したビジネスモデルや起業のきっかけなどのエピソードをまとめているサイトです。

 

今回、ご紹介する本は

「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

 

 

この本は、ビジネスや自分の事業を立ち上げるに際し、

先人たちがどのように起業したのか。

 

今最も勢いのある日本の起業家と、テレビ「朝生」でお馴染みの、

田原総一郎さんがインタビュー形式でまとめられた本になります。

 

起業家の力強い言葉とともに、ご紹介していきたいと思いますので、

興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。

Spiber代表: 関山和秀氏 略歴

 

1983年、東京都生まれ。

1999年慶應義塾幼稚舎へ入学。

 

2001年慶應義塾大学環境情報学部へ。

2002年からは山形県鶴岡市にある

慶應義塾大学先端生命科学研究所を

拠点として研究活動に没頭。

 

2007年大学院博士課程在学中の9月に、事業化を目指す。

 

学生時代の仲間と山形県鶴岡市にスパイバーを設立。

 

2013年新素材を「QMONOS(クモノス)」と命名し、青色のドレスを発表。

 

2015年経済産業省より「日本ベンチャー大賞 地域経済活性化賞」を受賞。

 

アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」を展開するゴールドウィンと提携し、

人工合成クモ糸素材を使ったパーカーを発表した。

 

バイオとの出会い

 

慶應幼稚舎からストレートに

大学進学した関山さん。

家系が事業をやっていたこともあり、

当初は商学部に進学しようとしてたとか。

 

自分も事業を行う上で、

「戦争をなくすにはどんな課題を解決すればいいか」

「課題解決のためにどんな事業するべきか」

周りの友人に恵まれたおかげもあり、

そんな議論を学生時代していたそうです。

 

ところが、大学説明会での環境情報学部での出来事のこと。

登壇されたのは冨田教授。

エネルギー問題や食糧問題などの

地球規模の課題解決の糸口はバイオだ!

と熱く語っている姿に胸を打たれ、

バイオの世界へ足を踏み入れることとなります。

 

クモ糸との出会い

 

大学時代は研究テーマを探しに

ハーバード行きを考えていたようです。

 

しかし、山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所には

多くの留学生が集い、

世界でもトップレベルの研究所だと再認識し、

鶴岡で探した結果、

クモ糸に出会います。

 

飲み会の席で虫の話になったそうなのですが、

虫というのはそれ以上進化できない洗練された生き物で、

それを産業用に活用することで、

虫の研究をはじめます。

関山さんは一番強い虫を研究したい!

という考えがあり、

その最強がスズメバチだった。

 

そのスズメバチを捕食するのはクモで、

理論上ジャンボジェットを

つかまえるくらい強いという話になり、

クモの糸を素材として大量生産できれば、

すごいことなのでは、

という気づきから、

研究をスタートすることになります。

 

研究は紆余曲折あったようですが、

大学院に進んで1年半頃。

DNAを合成してできた糸を完成させることに成功します。

 

クモ糸で青いドレス?

 

日本はお酒、醤油と高度な発酵技術をもち、繊維の分野でも

世界トップレベルの国です。

そんな環境下で、研究していた関山さん。

周りの環境と最先端の技術を指導してくれる人との出会いにより、

クモの糸の生産性を飛躍的に向上させることに成功します。

 

そして、2015年六本木ヒルズでお披露目したクモの糸で

生産した青いドレス。

 

海外メディアでも取材されるなど注目が集まり、

スポーツ用品のゴールドウィンと共同開発するなど、

実用化が着実に進んでいきます。

 

事業化の険しい道を乗り越えて

 

海外メディアでも取り上げられ、

上場企業との共同開発を行うなど

順風満帆に見えた事業ですが、

資金調達の面で苦労します。

 

クモの糸を実用化させようとすると、

研究費だけで億単位が

必要になる。

当時投資家たちの反応は今ひとつだったようです。

 

2年ほど無給でアルバイトをしながら研究を続けた結果、

「バイオビジネスコンペJAPAN」で最優秀賞を受賞したことで

注目が集まり、ベンチャーキャピタルで総額3億円の調達に成功します。

そして、鶴岡での研究活動を継続することにより、

元々最先端研究所として

多くの留学生が集う恵まれた環境下であったことも手伝って、

世界中の優秀な人材とともに、

クモの糸の実用化に成功します。

 

海外でもこの手の多くのベンチャーが立ち上がる中、

関山さんはいち早く実用化した企業として、

現在スパイバーは世界から注目を集めています。

 

まとめ

 

スタートアップでハードルの高い資金調達。

これまで生み出したことのない事例になれば、調達のハードルは

必然的にあがります。

関山さんは、その可能性を決して諦めず、

絶対に実用化させる!という強い信念と諦めない勇気が

世界でまだ誰も実現したことのないクモの糸の実用化に

つながったんだと思います。

 

他、詳細のエピソードが著書に綴られていますので、

このレビューを見て読みたいな、と思った方は

本書「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」

を手に取ってみてください。

 

 

最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。

今後も皆さんにとって、有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、

引き続きご覧ください。

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